よくある質問

よくある質問

Q 夜の急な発熱、救急を受診するべきでしょうか?
A
熱が40度近くあっても、活気があり、水分も十分に摂取できているのであれば、すぐに受診する必要はありません。一晩様子を見て、翌日の日中に外来を受診してください。
ただし、以下の場合は夜間救急をご受診ください。
  • 生後3か月未満での発熱
  • 何度も嘔吐して水分がとれず、半日以上排尿がない
  • 顔色不良で、まったく活気がない
Q 解熱剤は、何度になれば使えるのでしょうか?
A
解熱剤(座薬)を処方される際には、38.5℃以上で使用するよう説明があると思います。 解熱剤は一時的に熱を下げて苦痛を和らげるものなので、高熱があっても元気であれば無理に使うことはありません。また、早く病気を治す効果もありません。 座薬と頓服薬(飲む解熱剤)は同じ薬ですので、同時に使用することは避けましょう。
Q 吐いているときの水分補給は、どのようにすればよいでしょうか?
A
吐いた後はすっきりとして、のどが乾いたように感じることがあります。このとき、一度にたくさんの水分を飲ませると、再び多量に吐いてしまいます。最初は1口飲ませ、吐き気の程度を見ながら少量ずつ水分を補給しましょう。 水分摂取は経口補水液が適切ですが、脱水の程度が軽いときはイオン飲料やお茶でも構いません。乳児であれば母乳やミルクでもよいでしょう。
Q 生後1か月ですが、ひどい鼻づまりです。どうすればよいでしょうか?
A
赤ちゃんは鼻からのどに通じる道が狭く、粘膜からの分泌物が多いため、鼻がつまってフガフガしていることがあります。ほとんどの場合、風邪ではないため、薬を飲んでもすぐには改善しません。母乳やミルクの飲みが悪くなく、寝ていても頻回に起きるようなことがなければ、そのまま様子を見てもよいでしょう。 鼻の入り口付近は綿棒でお掃除できますが、奥の分泌物は鼻吸い器でも完全に吸い取ることはできません。部屋の空気が乾燥するとよくないので、湿度を保つよう気をつけましょう。
Q 風邪をひいたときに、ゼイゼイする音が聞こえました。ぜんそくでしょうか?
A
ぜんそくは、繰り返しゼイゼイして呼吸困難を起こす病気です。ひどくなると夜に眠れず、食事も食べられず、会話もできなくなります。3回以上ゼイゼイを繰り返した場合に広義でのぜんそくと診断するため、1回のみでは正しい診断はできません。特に小さいお子さまの場合、鼻づまりや痰がからんでズーズーと音がすることがあり、ぜんそくだと間違われることがあります。呼吸が苦しそうなら受診して、胸の音を確認したほうがよいでしょう。
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